この記事では、Webサイトのコーディングを始めたばかりの初心者に向けてjQueryを解説しています。
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目次
jQueryとは?
jQueryとは、Javascriptを簡単に書けるように中間に挟む翻訳機のようなものです。
javascriptで書こうと思うと20行になるような処理を3行で書けるようになる素敵なファイルです。
jQueryは何に使う?
TERAでは、jQueryはHTMLソースの動的変更に使うことが多いです。
「ボタンを押したときに特定のタグにクラスを追加する」などといった処理が可能です。
もう少し具体的に説明すると、よくあるアコーディオンメニューなどは「dtをクリックしたらddのCSSのなかのdisplayをnoneとblockを書き換える」といった処理で成り立っています。
jQueryの動かし方
まずはjQueryを読み込む
これはCSSなどと同じで、HTMLファイルから読み込んであげれば良いです。
<script src="/js/jquery.js"></script>
準備
jQueryを動かすには準備が必要です。
下記のコードを書く必要があります。HTMLファイル内に記述するときは<script>タグで囲ってやります。
<script>
$(function(){
//ここに処理を書く
});
</script>
これは、HTMLの読み込みが終わったら実行してね❤という意味です。
トリガの指定(待機)
トリガというのはプログラム用語ですが、ピストルの引き金です。
「これが行われたら処理をしてください」という部分がトリガとなります。
$('dt.acodion').on('click',function(){
//ここに処理を書く
});
これがトリガです。acodionというクラスがついたdtをクリックされたら、という意味です。
実行部分
acodionというクラスのdtがクリックされた時の処理を書く必要があります。ようやくCSSを切り替えられます。
$(this).next('dd').css('display','block');
$(this)というのは自分のことです。ここではクリックされたdtを指します。
「クリックされたdtの次のddのcssをdisplay:blockにしてくださいね」と書いてあります。
まとめ
全部つなげるとこうなります。
<script src="/js/jquery.js"></script> <script> $(function(){ $('dt.acodion').on('click',function(){ $(this).next('dd').css('display','block'); }); }); </script> <dl> <dt>ここをクリックすると開く</dt> <dd>最初は隠れているけど開いて表示する部分</dd> </dl>
ありがちなミス
Javascriptは順番も大事です。
下記のような場合は動かないこともあります。
<!--ダメな例:jQueryのファイルを読み込む前にjQueryの命令を実行しようとしている--> <script> $(function(){ $('dt.acodion').on('click',function(){ $(this).next('dd').css('display','block'); }); }); </script> <script src="/js/jquery.js"></script>
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