ホームページの作成や運営にあたって、SEOに敏感になっている企業の担当者様は、「コンテンツを充実させると良い」という文言を山のように見てきたはずです。
では、そもそもそのコンテンツとはどういうものか、どのように作っていけば良いか。
そういうことが本当に知りたいんだよと思われているのではないでしょうか。
目次
SEOが求めていること
Googleサーチコンソールのヘルプに、検索エンジン最適化(SEO)スターターガイドというものがあります。
https://support.google.com/webmasters/answer/7451184?hl=ja
このガイドの目次は
- はじめに
- Googleがコンテンツを見つけられるようにする
- クロール対象外のページをGoogleに指示する
- Google(とユーザー)がコンテンツを理解できるようにする
- Google 検索結果での表示を管理する
- サイトの階層を整理する
- コンテンツを最適化する
- 画像を最適化する
- サイトをモバイルフレンドリーにする
- ウェブサイトを宣伝する
- 検索のパフォーマンスとユーザーの行動を分析する
となっており、都合3回もコンテンツという言葉が出てきます。
そして、コンテンツを最適化するという項目には
興味深く有益なサイトにする
人を引きつける有益なコンテンツを作成すれば、このガイドで取り上げている他のどの要因よりもウェブサイトに影響を与える可能性があります。
と記されています。
つまり、「見つけやすくて分かりやすく、有益なコンテンツ」を作ればGoogleは贔屓にしてくれるというわけです。
Googleが求めるコンテンツ
Googleは恐るべきハイテク企業であり、ほぼインターネット社会を支配しています。
そしてインターネットを利用している人間の行動を検索サービスの提供によって集積しており、超巨大なビッグデータをもとに全米の天才を集めて作ったAIによって人間の行動特性を理解したうえでWebサイトを判定しています。
つまりグーグルのAIは世界で一番人間の気持ちがよく分かっているといっても過言ではありません。このAIの裏を掻こうとすると、Googleにいる天才集団が対策を立てようとしてきます。
以上をまとめると、Googleは「普遍的な人間が見て有益だと思うコンテンツを作ってください」と言っているということです。
コンテンツとは、言い換えればページのことであり、発信する情報をもっと中身のあるものにしてほしいと言っているのです。
有益なコンテンツの作り方
では、有益なコンテンツというのはどういうことかというと、これまたGoogleはハッキリと言っています。
「問題解決の役に立つコンテンツ」ということです。
要するに、ここから先はマーケティングの話になるのですが
- どういうことで困っているか
- どういうキーワードで検索しているか
- どういう解決策を求めているのか
というようなニーズを突き詰めて考え、それらに応えるページ内容を作るということになります。
そもそも、どんな企業であるかによって用意できるコンテンツには限りがあります。例えば、コンクリートを扱う企業のWebサイトにパンの作り方のようなコンテンツを用意することはないでしょう。
自社のできるサービスを限界まで理解して、「お客様が困っているこの事項についてはこのサービスで解決できます。そのサービスで提供できる価値はこのようなものです」と目一杯アピールすることが必要です。要するにそれが「有益なコンテンツ」なのです。
そしてそのコンテンツが有益かどうかは、GoogleのAIが判定します。検索結果で上位に表示させるもさせないも、何もかもGoogleの匙加減で決まっていると言わざるを得ないのです。
基本的にホームページは文章と画像、動画の集合体です。そして、Googleの評価としては文章を評価しやすい傾向にあります。
なぜならホームページを形作るHTMLが文章だからです。画像と動画もSEOとしては評価されますが、それはHTMLに掲載するにあたって補足情報を画像や動画に記入するからです。
つまるところ、良いコンテンツとは良い文章を指すといっても過言ではないでしょう。
ただし、これはホームページの全域にわたって小説のような長文を掲載するべきだと言っているわけではありません。Googleも、適切な分量のコンテンツを評価するよと言っています。
まとめ
そろそろ種明かしをしましょう。
この記事もGoogleのガイドラインに従い、「SEO対策のためにコンテンツを作成する」とはどういうことかという疑問を解決するために作成されたコンテンツです。
そして「有益なコンテンツを作成するにはどうしたら良いのか」を具体的に示した記事を作成しました。
この記事こそがコンテンツです。この記事こそが我々の行っているSEOであり、その目的のためのメディアです。
この記事があなたの企業のさらなる発展の一助となることを願います。
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