Webサイトを作成する目的は様々ですが、「自社の魅力を伝えたい」というのが一つの大きな目的として上げられるものではないでしょうか。
その魅力を伝える手段としては、Webサイトデザインやイラスト、図表、動画など色々なアプローチが考えられますが、やはり文字情報も大切な要素であることは疑いようがないでしょう。
Webサイトに掲載するための文章を書くなら、今より少しでも伝わりやすく、閲覧者に読みづらいと感じさせないようにしたいものです。
そこで今回は、文章をより伝わりやすくブラッシュアップするために有効な4つの方法をご紹介します。
目次
文章のブラッシュアップに役立つ4つの方法
【1】他の人に読んでもらう
自分が書いた文章は自分の呼吸とリズムで書かれていますから、自分にとっては読みやすいことが多いです。だからこそ、他の人の目で確認してもらうのは有効な方法となります。
誤字・脱字等のミス防止の観点からも、2人以上の目を通して確認するのは基本ですよね。
【2】時間を置いてから見直す
今さっき自分で書いた文章を読み直して、即座に修正点や改善点を見つけ出すのは難しいことです。一旦時間を置いてから見直すことで、【1】の効果に近い客観的な視点を獲得できます。
そうは言っても、一度書いたものを一旦寝かせる時間もないし、読んでもらえる人も今は周りにいない…という場面もあるかと思います。
そういった場合は、次の【3】【4】が有効な方法となります。
【3】紙に印刷して読んでみる
ほとんどの方が、仕事に関する文章をパソコンで作成されているかと思います。
それを敢えて一旦プリントして、紙面で確認してみることをおすすめします。
ここがもっとこうだったら良い。ここの漢字が間違っている。ここは語順を逆にした方が分かりやすい。
パソコンの画面上で確認しているよりも改善点が明確に浮き上がってきませんか?
これは、反射光で読む媒体(紙など)の方が透過光で読む媒体(パソコン画面など)よりも間違いを見つけるのに向いているためと言われていますが、「気軽に修正できない環境を作り出している」ということも一因であると筆者は考えています。
パソコンの編集画面で確認していると、間違いをすぐに直接修正できてしまいますが、紙面に印刷されたものではそうは行かず、修正点を反映させるには一旦パソコンの方に戻るという一手間が掛かりますよね。
同じ論理で、「ブログ記事などを書き上げて編集画面上で読み直している時は気付かなかったのに、いざ公開(またはプレビュー画面で確認)してみると修正点や改善点が見つかる」という経験をされたことがある方も多いのではないでしょうか。公開済記事を読む場合と編集画面上で文字を読む場合を比べて、どちらが気軽に修正できる環境かはお分かりの通りです。
この特性を逆手にとって、「気軽に修正できない環境を(わざと)作り出す」ことは、文章をブラッシュアップしていくためには有効な方法です。
【4】音読してみる
これは【3】とも繋がっているのですが、文章を紙に印刷した後、声を出しても問題ない場所までそれを持って行き、音読されることをおすすめします。もちろんその際には、メモ用の赤ペンも持参されると良いでしょう。
音読することで、発した言葉を自分の耳からももう一度聞くことになるので、【1】【2】の効果に近い客観性を獲得することができます。
さらに、文章を実際に声に出すと、リズムが悪くてスラスラ読めない箇所にも気付きやすくなり、句読点の位置や語順などを見直して改善するきっかけにもなります。
最後に
今回は、文章のブラッシュアップのために役立つ4つの方法をご紹介しました。
本記事が、文章を使ったより良いコミュニケーションの一助になれば幸いです。
TERAにはコピーライターも在籍しておりますので、Webライティングのプロの視点で、更に思いが伝わりやすい文言を考案させていただくことも可能です。お気軽にお問い合わせください。
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名古屋を拠点としたWeb制作会社、株式会社テラ
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